初めてでも簡単!スプレーバイク(spray.bike)の使い方

プライベート・資格

スプレーバイク(Spray.bike)ってどうなの? どうやって使うの?っていう疑問を解決できればうれしいです。

初めてでも安心して使えるスプレーバイクの塗装方法について筆者の経験を踏まえて記事にしました。

筆者の感想としての結論は

  • 簡単に塗装できる
  • ざらざらな質感
  • ムラになりにくい
  • ぶつけた時などははがれやすい

 

今回スプレーバイクを使用した理由は、父親から譲ってもらった15-6年落ちのロードバイクオーバーホールがてら塗装もすべて塗り替えることにしようと思って、筆者の経験を参考に皆さんのロードバイクを塗装してもらえたらなと思っています。

それでは見ていきましょう。

今回準備したもの

換気のいい場所
•耐水ヤスリ(ダイソー)
•ペイントリムーバー
•マスキングテープ(ダイソー)
•保護メガネ(ダイソー)
•有機溶剤用マスク
•シリコンリムーバー
•ミッチャクロン
•プラサフスプレー
•スプレーバイク(スプレー塗料)
•ウレタンクリアスプレー
•研磨剤

があればきれいにできると思います。


こちらがその15年落ちのロードバイクです。 汚いですね。(笑) 

画像1
画像2
画像3

さすがに15年も同じ塗装だと傷や塗装剥がれ、錆なども多くなってきましたので、オーバーホールついでにフレームもきれいにして新車みたいにしたいですね。

1, 耐水ヤスリでフレームの塗装を落とす。 

画像4

まず、ダイソーで見つけた耐水ヤスリをとりあえず2パック買いました。 
1パックに8枚の種類が入って110円です。
絶対あった方が良いです。 

最初に60のヤスリで接合部のあたりから始めて、ひたすら塗装をヤスリがけしました。 だいたい表面の塗装が剥がれてきたら120に変えてひたすらヤスリがけです。

画像5

そうすると、このくらいになります。 表面の下にサーフェイサーが出でくるのでそれも頑張って取る必要があります。

鉄のフレームの自転車の場合はペイントリムーバーを使うと塗装がぐにゃぐにゃになるので、あとはヘラですくうだけで簡単に取れるようになります。

画像6

僕のロードバイクはアルミ製なのでペイントリムーバーを使用しましたが、あまり塗装が浮かなかったので、メインは耐水ペーパーで接合部の耐水ペーパーでは取れない部分などはペイントリムーバーを使用しました。 鉄製の自転車だと気持ちいほど取れます。

画像7

ここまで取れたら、耐水ペーパー400もしくわ600でまたフレーム全体をヤスリがけしてなるべく表面を整えました。

2, シリコンリムーバーでフレーム表面の油や汚れを落とす

耐水ペーパーで塗装を満足するだけ落としたら、塗装をする準備に入ります。
 
まずは表面の油脂を取る作業を行います。
その際に使用するのがシリコンリムーバーです。

画像8

シリコンリムーバーを使用する理由は、塗装を吹きかけたときにフレームに油がついていると塗装が浮いてしまって、うまく塗装がのらないからです。なので、きれいに仕上げたい場合は絶対にスキップできな工程です。

使い方は簡単です。スプレー型なのでフレームに吹きかけきれいなタオルで拭き取っていくだけです。

スプレー前後にはマスキングテープをしましょう。

僕は全体を吹いてから付けたかったのでスプレー後に必要箇所(BBにマスキングテープを施しました。

3, ミッチャクロンを吹き付ける

シリコンリムーバーで油をフレームから取ったら、今度はフレームに塗料のくっつきが良くなるようにミッチャクロンを吹き付けていきます。 

画像9

この工程はプラサフを塗る場合はいらないかもしれませんが、塗料を剥がしたくなかったのでミッチャクロンを使うことにしました。

まんべんなく薄くスプレーしていきます。

スプレーを吹き付けたあとは、寒かったため1時間ほどプラサフを塗るのを待ちました。

4, プラサフをを吹き付ける

1時間ミッチャクロンを塗ってからプラサフを吹き付けて行きます。

今回買ったプラサフはこちらです。

画像10

こちらのプラサフは有毒のでしっかりと有機溶剤用のマスクと保護メガネをしたほうが良いです。 発がん物質も含まれているみたいなので、十分気をつけましょう。

画像11

保護メガネはダイソーで買いました。

保護マスクはオンラインで1500円くらいで購入しました。

可能であればスプレーをするすべての工程でマスク、メガネをおすすめします。

塗る際の注意点は、接合部などの狭い部分から始めると塗りやすいと思います。

大切なのは焦らず薄くじっくり塗っていくことです。 

同じところを一気に塗ると液だれが起こってしまいますので、素早く手を動かしながら1-2回くらい薄く塗ったら、次の場合に移動して塗る方がよいです。

また、フレームの周りをぐるぐる回りながりスプレーしていくときれいに仕上がります。

プラサフ前

画像12

プラサフ後

画像13

比較的満足のいくと出来になりました。

このままの状態で一日ほど乾かします。

大切なのは焦らず塗っていくことです。 

この作業と同時進行で、他のパーツも塗装していきます。

画像14


 こちらも全く同じ工程です。

  • シリコンリムーバー
  • ミッチャクロン
  • プラサフ

の順番で行いました。

5, スプレーバイクをスプレーしていく。

今回使用した塗料スプレーはイギリスで開発された自転車専用のスプレー塗料

Spray. bike

画像15

を使用しました。 

スプレーバイクはいろいろな種類(70)カラーがあります。なので、自分にあった色のバイクに仕上げることが可能です。

僕は オレンジ色のMeise Orange を購入しました。

この塗料は重めらしいので、使用前にしっかりと振ってください。

3分以上は振り続けないと玉になった塗料が出て来てしまうらしいので、しっかり妥協せず振ります。

こちらもプラサフと同じで、接合部などの狭い部分から塗っていきます。

一箇所に2-3回さっさっとスプレーしたら反対側もしくは離れた場所をスプレーします。 
 
同じ場所に長くスプレーすると垂れてしまうので焦らずゆっくり塗って行きましょう。

なるべく振りながら塗った方が塗料がスプレー缶の下に溜まらないと思います。 

完成前

画像16

で、完成品がこちらです。

画像17
画像18

かなり明るいオレンジになりましたが、味のあるオレンジの感じがします。ますます、組み上げるときが楽しみになりました。

あとは、ペダルやサドルのパーツなどを黒に塗っていきたいと思います。

パーツを塗るのに買ったのはこちらです。

画像19
画像20
画像21

6, フレームの最後にウレタンクリアをスプレーする 

すべての塗装が完了したら、ウレタンスプレーをして仕上げます。

ウレタンスプレーは日焼けや劣化に強いのでアクリルのスプレーをするよりも長持ちするみたいです。少し高いですが綺麗に出来るのであればコストをかけましょう。

画像22

画像23
画像24

かなり艶が出ました。

これも同じく薄く何回かに分けて塗った方がいいみたいです。

やっぱり艶がある方がかっこいいですね。

ちなみにこのスプレーは説明書によると使用開始から12時間の期限があるみたいなので、
予定を立てて塗りましょう。

あとは組み上げるのみになりました。

画像25
画像26
画像27
画像28
画像29
画像30
画像31
画像32
画像33
画像34
画像35
画像36

今回使用したもの(すべてアフィリエイトです)

換気のいい場所
•耐水ヤスリ(ダイソー)

•マスキングテープ(ダイソー)
•保護メガネ(ダイソー)

•ペイントリムーバー


•有機溶剤用マスク

Bitly


•シリコンリムーバー

Bitly


•ミッチャクロン

Bitly


•プラサフスプレー

ロックペイント エアーロック プラサフスプレー グレー 420ml 062-1940-6K
塗布面積:2.3~2.7m2 塗り重ね可能時間:2時間以上(20℃) 水とぎ可能時間:10~20分(20℃) 空とぎ可能時間:20~30分(20℃) 塗布面積(]):2.3~2.7 色:グレー 容量(L):0.42 質量(g):434 速乾性で、研磨性に優れています。 付着性、防錆力に優れ、上塗り塗料の耐久性が向上し...


•スプレーバイク(スプレー塗料)


•ウレタンクリアスプレー

Bitly

•ボディスプレー

Amazon.co.jp

まとめ

以上が筆者がスプレーバイクを使っての塗装の感想になります。

筆者は初めてロードバイクを塗装しましたが、初めてにしてはよく塗装できたかなって思います。

これから塗装したいなって思っている方は、ぜひ筆者の経験を参考に自分の好きなデザインに挑戦してみてください。

ご覧いただきありがとうございました。

コメント